
さらっとしたタオルケットは、蒸し暑い日本の夏には欠かせないものです。海外へ行った時に布団売り場には毛布や羽毛布団ばかりでタオルケットが無く、聞いてみると置いていないといわれました。どこの国にもあるのかと思っていたので、ちょっとびっくりしました。「タオルケット」という名前も、英語化と思っていたら、タオル地の毛布(ブランケット)という意味でつけられた日本の造語なんだそうです。日本のタオルケットは海外でも人気で、どこで手に入れられるのか、と聞かれて困っちゃいました。
タオルケットは寝具にあたるので、大きさの規格は寝具の毛布と同じように作られています。シングルサイズだと140〜160×190〜200cm程度の大きさが一般的です。元々はふとんにあわせて使われることの多かったものですが、最近はベッドで使用する人が増えているため若干大きめになってきているようです。また、子供用やちょっとした肌がけに使えるハーフサイズのハーフケットというものもあります。
両面パイルのため、普通のタオルと比べると厚みがあるのが特徴です。最近では、ベビー用のおくるみ兼タオルケットとして使われるものには、半面がガーゼでできているガーゼタオルケットも人気があります。このタイプは素材が軽く薄手で埃が出にくくなっているため、小さな子供や赤ちゃんでも楽に使う頃ができます。
比較的太めで丈夫な繊維を使った両面パイル地のものが一般的です。そのためどちらの面でも、吸水性がよく汗をかいたときにも身体を冷やしにくいようになっています。ムシムシと汗ばむ日本の夏を健康的に過ごすために工夫された、快適寝具というわけです。しかし、最近では冷房つけて部屋を冷やしてしまうため、夏でもタオルケットだけでは寒いという人もいます。
パイル生地を使ったふわふわの肌触りは、繊維の毛羽立ちが作る繊細なものです。そのため、比較的安価なものは、毛羽立ちが取れてしまいやすくホコリになってしまうことが多いんです。特に小さな赤ちゃんや子供の側で使う場合、あまりホコリになるものを使うと喘息を引き起こしてしまう可能性もあります。ホコリを減らしたい場合には、細く柔らかくても埃を出しにくい、マイクロファイバーや竹繊維、オーガニックコットンの繊維でできているものなどを選ぶのがポイントです。
肌触りがよいのでシーツとして使っている人も多いようですが、寝具売り場でタオルシーツというものを見かけたことはありませんか? 一般的には上掛けとして作られているため、布団やベッドに敷いてシーツ代わりにするにはちょっと長さが足りなくなってしまうんです。そのため、シーツとして利用できるように作られたのがタオルシーツです。もちろん、普通のタオルケットをシーツとして使っても問題はありません。しかし、足りない部分はどうしても布団に直接はだが当たってしまうので、綿のシーツを敷いた上にタオルケットを敷くか、クイーンサイズ・キングサイズのタオルケットを購入するのがおススメです。
自宅で洗濯する場合、浴槽で漬けおき洗いするか、洗濯機で洗います。洗濯機に入れる時には、絡まったり毛羽立ったりしないようにネットに入れて洗うことが大切なポイントです。ネットの大きさは、タオルケットをくるくるっと端から丸めた状態で入れることの出来る大きさが最適です。水と柔軟剤は多めに入れるとふわっとした仕上がりにすることが出来ます。始めに洗濯洗剤で洗った時に、汚れがひどい場合には、すすぎを2回行ってから柔軟剤を入れましょう。日光に当てて乾かすと硬くごわごわになるので、ふわっとさせたいなら脱水したら陰干がおススメです。大きいものなので干す場所に困るときは、コインランドリーの乾燥機で軽く乾かしてから室内乾燥しても良いでしょう。
かなりかさばる大きなものなので、一人暮らしで小さな洗濯機しかない場合には、コインランドリーで洗うことをおススメします。毎日洗濯できるほど洗濯機も大きく余裕があれば別ですが、ワンシーズン1〜4回の選択が一般的です。そのため、知らず知らずのうちに汚れていますので小さな洗濯機に無理やり詰め込んで少しの水で洗濯機を回しても、汚れた水に浸しているだけになってしまいます。タオルケット程度の大きさなら、布団用のランドリーでなくても十分なので、ひと夏の汚れをしっかり落としてあげてくださいね。
